水質浄化への道 その3

 いつもフィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。

 水質浄化への取り組みがスタートして1週間が経ちました。さて、「アクアリフト1600PN」を投入して、釣り場の様子はどう変化したでしょうか?

 左が1週間前の画像で、右が現在の画像です。かなり底の色が変わってきたのが分かると思います。筒状の障害物の周りも少しゴミが消えているのが確認できます。

 ご覧の通り、「アクアリフト1600PN」を投入した近くは、底が見える部分が増えてきました。そして…

 何と、底に溜まっていた大量のヘドロが浮いてきました。たった1週間でこの結果!!!「アクアリフト1600PN」は、やっぱり間違いなかったと思います。アクアサービス株式会社さんのお話では、バクテリアがどんどん増殖していきながらヘドロを食べていくということですので、釣り場全体が浄化されるにはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、とりあえずは、効果が出てきているのが分かります。

 徐々に、ニジマスの姿も確認できるようになってきましたよ。以前のように、美しく輝く超クリアウォーターで、魚の姿やバイトした瞬間を見ながら釣りを楽しみたいものです。今後も水質浄化への道では、引き続き観察とレポートを続けていきたいと思います。乞うご期待です。

水質浄化への道 その2

 いつもフィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。

 アクアサービス株式会社さんの「アクアリフト1600PN」による管理釣り場の水質浄化実験が、一昨日からスタートしたとお知らせいたしました。

 昨日、管理釣り場を見に行くとマジで驚きました。上の画像の左上にある肌色のものが「アクアリフト1600PN」ですが、何と、たった1日で少しヘドロが消えてきたのか底の色が明るくなったようです。また、部分的には底に敷いている砂利が見える所も出てきているではありませんか!「えっ?うそやろ…」って感じです。

 上の画像は、左が数日前の様子、右が昨日の様子です。どちらもほぼ同じ場所ですが、「アクアリフト1600PN」を投入した後は、水底の色が明るくなっているのが分かると思います。また、一昨日よりも、水がキラキラしているように感じられます。

 「アクアリフト1600PN」を投入した場所は、その周りのヘドロがなくなっていました。これから、1~2週間は様子を見ていきたいと思いますが、「アクアリフト1600PN」すごいんじゃないでしょうか。

 水抜き掃除を覚悟していただけに、「アクアリフト1600PN」への期待が高まりますね。そして、本当に効果があるなら養殖プールにも投入決定です!

 

水質浄化への道スタート

 いつもフィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。

 近年、管理釣り場の環境の悪化がずっと気になっていました。ヘドロのようなゴミが溜まり、底の砂利が見えなくなったり、護岸しているコンクリートにまでゴミが溜まったりしていたのです。掃除できるところはしてみたのですが、数日するとまたすぐにゴミがついてきて、根本的な解決にはなりませんでした。

 調べてみると池などの水質が悪化する原因は、富栄養化であることが分かりました。簡単に説明すると、池などの水中の環境は、バランスが保たれて浄化システムが成り立っています。しかし、水中の窒素やリンなどが増えることで栄養が豊富になりすぎて、そのバランスが壊れてしまいます。これが、富栄養化です。その際、それを餌とするプランクトンが大量に発生します。そして、そのプランクトンの死骸が、堆積してヘドロやアオコになり、どんどん水質を悪化させていくのです。(海では赤潮などの発生がそうです。)当施設では、川の上流から生活排水の入らない水を入れています。だとすれば、原因は、ニジマスに与えている餌の食べ残しと、ニジマスから排出されるフンです。

 この状況に、一度魚を全部出して池全体の掃除をするしかないと思っていました。しかし、そうなると、1週間以上は、管理釣り場をクローズしなければならなくなります。また、ニジマスの餌やフンが原因なら、そのうちにまた同じように水質が悪化してしまうので、どうしたものかと悩んでいました。その時、救世主に出会いました。

 アクアサービス株式会社さんの「アクアリフト1600PN」です。福岡市のアクアサービス株式会社さん(https://www.aqua-s.jp)は、水環境の浄化、養殖環境の改善、農業・栽培環境の改善、排水環境の改善に30年以上も取り組まれている会社です。その会社の商品である「アクアリフト1600PN」は、定着性・持続性・優占性に優れている環境浄化の微生物資材で、自然環境下の水環境浄化方法の浄化資材として、なんと特許を取得しているそうです。つまり、水質を悪化させる物質を食べるバクテリアを使って、水環境を根本的に改善させるということです。完全に自然素材なので、ニジマスにも全く影響がないそうです。すごいですね。

 早速、「アクアリフト1600PN」を取り寄せて、昨日、養殖プール側の流れ込み二か所に設置してみました。設置方法も、バクテリアの入った袋をそのまま水中に投入するだけです。(この袋も自然分解されてしまうそうです。)アクアサービス株式会社さんのお話では、1~2週間くらいで改善が見られるということでした。マジで水抜き掃除の覚悟を決めていましたので、「アクアリフト1600PN」を投入するだけで本当に水質が改善できるなら、こんなに素晴らしいことはありません☆彡。

 「アクアリフト1600PN」で、「大量に堆積したヘドロは本当に消えるのか?」、「ヘドロが消えて、底に敷き詰めている砂利が姿を現すのか?」、「超クリアな輝く水を取り戻すことができるのか?」を実験してみたいと思います。今後、「水質浄化への道」では、水質が改善していく様子を定期的にレポートしていきたいと思います。また、ボトムの釣りが楽しめるようになるまで、徹底的に水質改善は続きます!!

すっかり春になりました

 いつもフィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。

 ここ平之もすっかり春になりました。現在、桜が満開です。日中は、ポカポカ陽気の中で快適に釣りができます。

 魚たちも元気いっぱいです。前回の放流時に30~40センチくらいの魚を入れてますので、かけたらかなりスリリングな展開が必至です。ニジマスの強烈な引きを楽しんでいただけると思います。

 皆様のご利用お待ちしています。

祝!リニューアル1周年を迎えました

 2021年5月25日、フィッシングパーク平之は、リニューアルオープンして1周年を迎えます。残念ながら、現在は、福岡県の緊急事態宣言発令中につき営業自粛中です…感染の拡大防止のためには仕方がないことですね。しかし、フィッシングパーク平之は、コロナに負けず、九州に管釣り文化を普及していくためにこれからも様々な取組を推進していくつもりです。この機会に「フィッシングパーク平之」として新たなスタートを切った1年間を振り返ってみたいと思います。

 まず、リニューアルに伴いHPやSNSでの情報発信を開始したことで、多くの方に当施設を知っていただくきっかけとなりました。また、フィッシングパーク平之のコンセプトに基づきルールの明確化や施設の充実を図りながら、誰でも安心・安全に釣りを楽しんでいたただける環境づくりに努めてまいりました。

 さらに、九州ではまだまだ道具が手に入りにくい状況があります。そこで、オリジナルブランド「FPHファクトリー」を立ち上げ「SWITCH」をリリースしたり、道の駅厳木にルアーショップをオープンしたり、新たに管理棟ができたことに伴いレンタルタックルを開始するなど、初心者の方や管釣りを始めてみたい方の管釣りデビューを応援してきました。

 そして、管釣りガール養成企画「ひらのガールズプロジェクト」をスタートさせました。管釣りは誰でも気軽に始められ、初心者でも楽しめる釣りとして認知されるきっかけとなるように動画などで積極的に管釣りの楽しさを発信していく予定です。

 「フィッシングパーク平之」は、これまでも、これからも、「1.エリアフィッシングの普及」「2.釣りとアウトドアの融合」「3.マナーの向上」「4.釣りができる環境の保護」をコンセプトに活動を展開していきます。

 一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を心から願いつつ、再開いたしましたら皆様のご利用をお待ちしております。今後とも、フィッシングパーク平之をどうぞよろしくお願いいたします。

【お願い】ルールやマナーを守る方のみが施設を利用できます!

 いつも、フィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。当施設のご利用を予定されている皆様にお願いがあります。

①営業時間の厳守について

 現在の営業開始時刻は、7:00からです。それまでは、場外でお待ちください。営業時間外の施設への立ち入りはご遠慮ください。最近、営業開始前に釣りを始める方、営業時間外に場所取りをする方などが見られ、他のお客様の迷惑やトラブルになる可能性がありますので営業時間の厳守をお願いいたします。

②新型コロナウイルス感染症のまん延防止について

 ゴールデンウィーク中は、施設内が大変混雑することが予想されます。隣の人と1メートル以上間隔をとってソーシャルディスタンスを確保することや、人がいる状況では必ずマスクを着用するなど、新型コロナウイルス感染症のまん延防止へのご協力をよろしくお願いいたします。

【令和3年4月26日更新】県民の皆様へのお願い / 佐賀県 (saga.lg.jp)

③ルールやマナーについて

 未だに、かえし付きの針を使うフライの方や、ワームを使うルアーの方が見られます。更には、素手で魚をつかんで写メを撮ったり、そのまま地面に魚を置いたりする方がいます。管理釣り場にはルールがあります。ルールを守れない方は、当施設のご利用をお断りいたします。 また、他のお客様の迷惑になるようにキャストしてラインをクロスさせたり、いきなり隣に割り込んできてキャストしたりする方に大変迷惑しているお客様の声を聴きます。マナーを守って釣りを楽しんでいただくようにお願いいたします。

フィッシングパーク平之で子どもに豊かな体験を!!

 最近、フィッシングパーク平之では、親子で管釣りを楽しむ方がとても増えており、キッズたちが釣りを楽しむ姿がよく見られるようになりました。

 文部科学省の「青少年の体験活動の現状について」(平成28年3月)や、独立行政法人国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査」(平成26年度調査)では、子どもへの体験活動の重要性が示されています。

 独立行政法人国立青少年教育振興機構の調査から、自然体験や生活体験が多い子どもほど、「自己肯定感」(自分を大切に思う気持ち)が高くなり、「道徳観」や「正義感」があるという傾向が明らかになっています。

文部科学省の「青少年の体験活動の現状について」(平成28年3月)より

 また、自然の中での遊びを行う経験があるほど、「コミュニケーションスキル」や「礼儀・マナー」、「課題解決スキル」が身に付くこともわかってきました。こうしたスキルや態度は、これからの社会において求められている力です。

文部科学省の「青少年の体験活動の現状について」(平成28年3月)より

 さらに、体験活動は、学力とも関係があることが分かっています。平成27年度の全国学力・学習状況調査では、自然の中で遊んだことや、自然観察をしたことがある子どもほど「理科の平均正答率が高くなる」傾向が見られました。そして、国語、算数においては、子どもが苦手とする思考を必要とする「活用問題の平均正答率が高くなる」傾向が見られました。

文部科学省の「青少年の体験活動の現状について」(平成28年3月)より

 昔から、「かわいい子には旅をさせろ」と言われてきましたが、「かわいい子には体験活動をさせろ」ですね。

 フィッシングパーク平之は管理釣り場であり、小さなお子様でも安全・安心に釣りを楽しむことができます。魚釣りを通した体験活動の場に最適です。ぜひ、フィッシングパーク平之で、お子様に豊かな体験をさせてみませんか。

【ご注意】当施設でのテンカラの使用は禁止です!

 フィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。ご利用の皆様にお知らせとお願いがあります。

 当施設は、ルアー・フライフィッシング専用の管理釣り場です。そのため、テンカラの使用は禁止です。

 これまで、レギュレーション等ではっきりとテンカラ釣りが禁止であることを明記していませんでしたので、ご利用の皆様に誤解を与えてしまっていたことを、この場を借りてお詫び申しあげます。

 今年から、改めて、レギュレーションにテンカラの使用が禁止であることを明記しました。

【当施設がテンカラの使用を禁止する理由について】

①当施設は、ルアー・フライフィッシング専用の管理釣り場である。

②テンカラの仕掛けは、餌釣りと見分けがつきにくい。 

③飛距離が短いため、テンポよく移動しながら毛ばりを打ち込んでいくテンカラのスタイルが、キャパの限られる管理釣り場に合わず他の釣り客の迷惑になることがある。

④水面を毛ばりで何度もたたく釣り方により、魚が散ったり警戒したりして、他の釣り客の釣果に影響を及ぼすことがある。

⑤渓流の仕掛けをそのまま流用し、カエシが付いた釣り針を使用したり、針を飲まれて魚が傷ついたりする可能性が高く、キャッチ&リリースを基本とする釣りに合わない。

 当施設では、利用していただくお客様全員が、安全に、快適に釣りを楽しんでいただくことを第一として営業しております。また、ルアー・フライフィッシング以外の釣り方は、一切お断りしています。くれぐれもトラブルにつながるような行為や釣り方はご遠慮ください。

 ルールやマナーを守り、エリアフィッシングを楽しんでいただけるよう、皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

今年初の大雪です!

 2021年になって早1週間が過ぎようとしていますが、寒波の影響で1月7日から全国的に雪が降り、平之も一面の銀世界になりました。標高450mに位置するフィッシングパーク平之は、現在気温-5℃。夜には、気温が-6℃以下になります。

 当然、道路にも20~30㎝くらい雪が積もっていますから、チェーンや冬用タイヤの準備のない車は大変危険です。

 フィッシングパーク平之は、あくまで年中無休で営業していますが、冬季のご利用の際には無理をしないで、安全には十分に気を付けてくださいね。

2021年 新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます!

 2021年も、皆様のご利用をスタッフ一同、心からお待ちしております。

 今年は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況で新しい年を迎えることになりました。

 しかし、コロナに負けず、今年は施設の充実やイベントの開催など、皆様により楽しんでいただける管理釣り場を目指して、様々なチャレンジをしていきたいと考えています。

 今年もフィッシングパーク平之をどうぞよろしくお願いいたします。