本場の管釣りを視察する遠征釣行記その2~フィッシングサンクチュアリ編~

 いつもフィッシングパークひらののご利用ありがとうございます。

 2月25、26日に、私の憧れの管理釣り場である三重県の「フィッシングサンクチュアリ」さんを視察させていただきました。

 一日券(5000円)を購入していざ出陣です。この日は、連休中ということもあり、多くの釣り人が訪れていました。

 これは、大型魚やいろいろなマスが入っている第1ポンドです。野池を釣り場にした感じでかなり広く、奥がフライエリアになっていました。魚の持ち帰りがメインの釣り客が多かったです。

 これが、トーナメントやイベントも開催される第2ポンドです。釣り人でいっぱいでした。この日の朝イチは、いつもと比べて魚の反応が良くないということでしたが、昼過ぎからはかなり釣れるようになりました。ボトムやミノーがよく釣れました。

 休日だったので、午前、午後と2回トラックで放流がありました。魚のアベレージは、20㎝ちょっとくらいでしたが良く引きます。久しぶりに、一日中がっつりエリアトラウトを楽しむことができました。しかし、あまりにも自分の練習不足を痛感して猛省です…

 昼食は、サンクチュアリさんのカフェ「サウザンドウインズ」で食べました。ログハウスで薪ストーブもあり、めっちゃお洒落なのです。鱒を使った料理がとってもおいしかったです。

 特に期間限定の「ますッケ丼」は、新鮮なマスの刺身に黄身がからみ白米との相性が抜群で絶品でした。お刺身も食べてみたので、ついついモンベルの日本酒もいただきました。また、最後にいただいたこだわりのプリンが美味しすぎで大満足です。釣り場にこんなお洒落で食べ物がおいしいカフェがあると、釣り以外にも楽しみが増えていいですね。

 そして、楽しみにしていたサンクチュアリさんのショップで買い物です。道具の品ぞろえもかなり豊富でした。釣り場にこんなショップがあったらそれだけでテンションがあがります。また、サンクチュアリさんと言えばオリカラですが、あまりにたくさんありすぎてビックリです。見てるだけでも楽しいのでした。

 しかも、今回、特別にお時間を作っていただき、安藤マネージャーと小川チーフから、サンクチュアリさんが20年かけて築いた管理釣り場の様々なお話を聞かせていただくことができました。今や全国でもトップクラスの管理釣り場であるサンクチュアリさんも、これまでには様々なご苦労があり、努力と試行錯誤を積み重ねてきた結果であることが分かりました。本当に参考になりました。

 この度、お忙しい中、快く視察を受け入れてくださり親切に対応してくださった安藤マネージャーをはじめ、サンクチュアリのスタッフの皆様本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。そして、これから、フィッシングパークひらのは、サンクチュアリさんを目標にして、たくさんの釣り人に楽しんでいただける管理釣り場になれるように頑張っていきたいと思います。

 なお、今年は、サンクチュアリさんの20周年です。2024年4月27日(土)には、「サンクチュアリ20周年記念祭」が開催されます。なかなかないこの機会だからこそ、遠いですが、九州のエリアトラウトファンの皆さんも行ってみてはいかがですか。詳しくは、サンクチュアリさんのHPをご覧ください。

https://go-sanctuary.com/index.html

本場の管釣りを視察する遠征釣行記その1~醒井養鱒場編~

 いつもフィッシングパークひらののご利用ありがとうございます。

 2月23日~25日にかけて、他県の管理釣り場を視察してきました。まずは、滋賀県の「醒井養鱒場」に行きました。1日券(4000円)を購入していざ出陣です。

 醒井養鱒場は、明治11年(1878年)に設立された日本でもっとも歴史のあるマス類の増養殖施設の一つです。鍾乳洞から湧き出る清水を使ってイワナやアマゴ、ニジマス、ビワマスが育てられ、「日本の渓流魚の里」となっています。その養殖場の中に管理釣り場がありました。

 連休の初日だったこともあり、40名くらい釣り人がいました。祭日だったので午前中に放流があり、スプーン、クランク、ミノーでよく釣れました。

 ここでは、トーナメントも開催されているので、アベレージは20㎝ちょっとといった感じでした。鉄板バイブやボトム系が禁止だったのでなんでかなと思っていまたが、何と人間くらいの大きさのチョウザメが何匹も底付近を悠々と泳いでいるのでした。引っかけようものなら大変なことになりますね。

 昼食は、ちょっと高級な食事処でニジマスの定食を食べました。ビワマスを食べに行ったのですが、この日は入荷がなくて残念でした。しかし、ニジマスの甘露煮やフライは初めて食したのですが、めちゃめちゃ美味しかったです。

 さすが日本の養鱒の始まりの地だけあり、場内のいたるところに鱒族が泳いでいてテンションは爆上がりです。散歩しながら、魚見てるだけでも楽しい。つい、釣りよりも見学に夢中になってしまいました。魚学習館とかもあって鱒族好きにはたまらなく楽しい施設でした。何と醒井養鱒場は滋賀県立なのでした。

 醒井養鱒場は、すごい数の魚を養殖しているので放流の数も半端ないのでした。ウチも定期的な放流を継続して行うためにも、もっとたくさん魚を育てないといけないなぁと思いました。醒井養鱒場の視察は、ニジマスの養殖について大変参考になりました。次回の釣行記は、三重県のフィッシングサンクチュアリ編です。

【お知らせ】3月1日からフライフィッシングのレギュレーションを設定いたします

 いつもフィッシングパークひらののご利用ありがとうございます。

 最近、大型魚が入ったこともあり、細いティペットを切られたり、フライを飲まれたりする方がいて、魚の肛門からフライやティペットが出ているのを見かけます。また、未だにラバーネットを使わずに魚を陸に引き上げていたり、針を外すのに魚をコンクリートに何度も当てたりしているフライの方を見かけたとの情報も増えています。

 もちろん、フライを楽しまれる方全員がそうではありませんし、ごく一部の方です。一部であったとしても、ルールで禁止している魚にダメージを与える行為は、魚が弱って死んでしまったり、病気を引き起こしたりして、釣り場を休業する事態につながるかもしれません。フィッシングパークひらのの魚は、ここで釣りを楽しまれる全ての方の財産なのです。

 特にフライの方に対しては、これまでに幾度となく注意喚起してまいりました。現在のレギュレーションでは、誤解したり理解できなかったりする方がおられるかもしれません。そこで、この度、公式にフライフィッシングのレギュレーションを設定させていただくことにしました。

【フィッシングパークひらのフライフィッシングレギュレーション】

・必ずシングルフック・バーブレス(かえし無し)のフライを使用してください。

・カエシ付きのフライしか持っていない場合は、カエシをつぶしてから使用してください。

・渓流で使用したフライは、使用しないでください。

・飲み込まれないようにフックサイズが#18より大きいフライを使用してください。

・ティペットは、0.6 号(6x)以上の簡単に切られない太さを使用してください。

・他の方がキャストしている方向とクロスしてキャストしないでください。

・水面にフライラインを浮かべるのは 1 分以内でお願いします。

・魚を陸に上げたり 護岸のコンクリートに当てたりしないでください。

・ラバーネットで魚を取り込んでから、フォーセップや針外しで針を外してください。

・渓流用のナイロンネットは使用しないでください。(無料貸し出しのラバーネットあり)

・魚は可能な限り水中で保持し、濡れていない素手や温度差のある物で触れないでください。

・キャッチしたら魚の体力が回復するまでリリースしないでください。

・撒き餌及び集魚剤等を使用しないでください。

・事故防止のためキャスト時には必ず後ろを確認し、注意しながら釣りをしてください。

 上記を守れない、守らない方のご利用はお断りいたします。また、発見した場合は、罰金5,000円及び即時退場、そして出禁とします。

 管理釣り場には、ルールがあります。また、釣り人の常識としてマナーがあります。これは、誰もがフィッシングパークひらので釣りを楽しんでいただくためにあるもので、ご利用される方は必ず守っていただくものです。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 もし、ルール違反をしている方を見た方は、ご連絡をよろしくお願いいたします。