【お願い】魚を大切にしてください

 いつもフィッシングパークひらののご利用ありがとうございます。

 最近、ルアーやフライを付けて泳いでいる魚や、火傷で変色した魚を見かけるようになりました。また、最近魚がよく死んでいます。先日は、アゴが外れた大型魚が死んでいました。これは、明らかに人為的な原因によるものです。釣りという遊びは、魚にダメージを与えます。そのダメージが回復できないと魚は死んでしまいます。特に、大きな魚ほど泳ぐのに大量の酸素を消費するので、釣られると酸欠になって仮死状態になります。これを回復させずにリリースすれば、あっけなく死んでしまうのです。この機会に、いつまでもエリアトラウトを楽しむためにできることを考えていただきたいと思います。参考に、ヴァルケイン菊池代表の動画をご覧ください。

 当施設の魚たちは、ここで釣りを楽しむ全ての方の財産です。魚を大切にすることで、次に来た時にも釣りを楽しむことができます。特に、大きな魚は、非常に希少で簡単に手に入りません。今いる魚たちが長く生きることで、誰にでも大きな魚を釣るチャンスがあります。しかし、魚が死んでいなくなれば、そのチャンスもなくなります。このように、1人1人の釣り人の行動が、みんなの釣果をつくっているとも言えます。これは、施設を利用する方全員に関係してくることであり、決して自分だけの問題ではないのです。管理釣り場は、お金を払って釣りをするところです。だからと言って、何をしてもいいというわけではありません。ルールやマナーを守っていただくことが大前提です。エリアトラウトフィッシングは、管理釣り場がないと成立しません。当施設をご利用になる際には、「自分の遊び場は自分で守る」という意識を持っていただきたいと思います。それができない方、みんなに迷惑をかける方は、最初から来ないでください。今一度、ご自分の釣りを振り返っていただきたいと思います。

◎管理釣り場では、バーブレスフック(カエシなしの針)を使うのが絶対ルールです。

◎魚が釣れたら、必ずラバーネットでキャッチしてください。(特にフライの方)

◎大型の魚は、釣られると酸欠が起こり仮死状態になるので必ず回復させてください。

魚の体力が回復して自分で泳げるようになるまで絶対にリリースしないでください。

◎魚には素手で触れずに、ネットに入れたまま優しくリリースしてください。

 現在、水産資源の減少や釣り禁止場所の増加等の影響で、釣りを取り巻く状況は年々厳しさを増しています。フィッシングパークひらのは、皆さんがいつまでも釣りを楽しむことができる場所を守っていきたいと考えています。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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