施設をご利用の皆様へお願いです!

 平素から、フィッシングパーク平之のご利用ありがとうございます。

 フィッシングパーク平之もリニューアルオープンから早2か月がたとうとしています。現在、九州のみならず、関東、関西などの各方面の方々からも反響をいただいております。先日、佐賀新聞でも紹介されたことで、更にたくさんのお問合わせをいただくようになりました。

 今後は、大手ショップとのフレンドリーショップ提携やキャンプと釣りの融合など、更なる施設の充実を図っていく予定です。これも、ひとえにフィッシングパーク平之をご利用してくださっている皆様のおかげであると感謝いたしております。これから、ますます、皆様にスポーツフィッシングを楽しんでいただける施設を目指していく所存です。

 しかし、先日、画像のようなフライを口の中に付けたニジマスを釣りました。かえしが確認できると思います。当施設は、スポーツフィッシングを楽しむ場所です。スポーツフィッシングは、魚を釣ることが目的なのではなく、魚を釣るまでのプロセスを楽しむ遊びです。魚を傷つけるかえし付きのフライやルアーを使用することは禁止されております。 

 栃木県水産試験場の実験では、「口の中に残留した針は、3週間以内に80%以上が脱落した。」「体内に残留した釣り針は、腐蝕により破損・脱落・排出されるケースが見られた。」とされていますが、逆に20%は脱落しないのであり、金属の釣り針が腐食するまでどのくらいの時間が必要なのか…そもそも、根本的に間違っているのは、管理釣り場ではルール違反なのであり完全にアウトなのです! 特に、フライフィッシングは、歴史と伝統のある紳士の釣りです。ルール違反をしてまで魚を釣る行為は、魚に対する冒とくであるといえます。今までにも、バスルアーやワームの使用をはじめ、餌釣りをしたり、最悪なのはサビキで釣ったりと様々なルール違反がありました。でも、最近、皆さんのマナーが向上し、ルール違反は減ってきていたのです。

 正直、ルールを守れない方に、施設を利用する資格はありません。このままだと、魚を保護するために不本意ながらチェック体制を厳しくせざるを得ないと考えています。他県の施設では、ルアーやフライをチェックするなんてありえません。九州のスポーツフィッシング文化の低さを恥ずかしく思います。

 料金を支払ったから何でもしてよいのではなく、当施設を利用すること自体が、施設のルールに従うことに同意していることになるのです。ルールを守って釣りを楽しんでいただくとともに、マナーの向上にご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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